数値でみる川崎と高津 No.99 シリーズ 意外に差?「区民の平均寿命」 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
先日、厚生労働省が発表した「市区町村別生命表」では、川崎市麻生区の平均寿命は、男女ともに全国で最も長くなりました。
下記のグラフは、行政区別にみた平均寿命です。同じ川崎市民でありながら、行政区ごとに平均寿命は大きく違っていることがわかります。一番長い麻生区民の平均寿命は、市内で一番短い川崎区民よりも、女性で2・2歳、男性では実に5・2歳も長くなっています。
麻生区民の平均寿命が長い理由ははっきりとはわかりませんが、健康に気をつけている区民が多く、緑も多いことが影響しているのではないかとの指摘もあるようです。
ちなみに、高津区民では、女性は88・6歳と麻生区に次いで市内2位で、男性も81・9歳と全国平均の81・6歳よりは長くなっています。
同じ川崎市民であっても、区民の平均寿命に大きな違いがあることは、地域ごとの生活環境や取り組むべき課題も異なることを示しています。そのため、私は区役所を抜本的に強化し、行政区の中で政策分野を超えた調整ができることが重要であると考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日