不定期連載 市民健康の森だより 第95回 ボランティア団体を支える「助っ人」登場!
春日台公園は、周辺の斜面部には森、また中央には野球ができるグラウンドと隣接して草原の広場があります。広場は近在の保育園の園児達の遊び場となり、グラウンドは少年たちの野球場です。大人は周辺部を散歩道として利用される方が多いように見受けます。
このような多彩な公園利用者に楽しんでもらえるよう私たちは花壇を整備していますが、加えて昨年から入口の花壇に「水車小屋」をオブジェとして飾りました。花壇を整備している女性会員からリクエストがあり、私たちの会長が廃物を利用して作りました。素人目にはとてもよく出来たと思っていましたが、その道の専門家が見ると様々な欠陥があったようです。
元・大工さんが「水車小屋」改良を手引き
春日台を毎朝の散歩コースにされている年配者の方がおられます。後からお話をお聞きしてわかったのですが、春日台から歩いて15分程の野川本町にお住いの大工をされていたという、80歳過ぎの方です。この方が「水車小屋」を見るに見かねて色々と手を入れてくれました。屋根には廃物利用でゴザを使っていたのですが、これは雨ですぐに腐ってしまうので使用不可との事、代わりにご自分で杉板に焼きを入れたものを用意して頂き、杉板の上に更にトタンを使って屋根をふき替えてくれました。大工さんの目で見ると私たちの自慢の水車小屋も欠陥作品だったようです。屋根だけではなく土台部分も石を並べ直し、石垣風にアレンジしてくれました。
毎朝散歩で通るそうなので花壇にゴミがあれば拾い、簡単に清掃もして頂いている様子です。私たちは毎週活動日に春日台の整備に頑張っていると自負していましたが、実は利用者の方も自分がお世話になる場所は自分で奇麗にしようとされるのですね。それが公園整備のボランティア活動の基本なのでしょう。
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11月15日