不定期連載 市民健康の森だより 第105回 「木と竹細工教室」新たに開講しました!
私たちは竹林整備で間伐した竹で竹炭焼きをしていますが、もう一つ、竹細工の材料にしています。当会では木工細工や竹細工の名人が活躍しており、竹トンボやブンブンゴマなどのオモチャや靴ベラ、シャモジなどの竹細工製品を作っています。製品はお祭りなどで出品していますが、営利目的ではないので気軽にお買上げ頂ける値付けにしています。材料費は掛かっていませんが制作する会員の技術や作業時間への対価には程遠い値段です。それでもボランティア活動として「物を作る喜び」を得ています。
「作る喜び」を多くの人へ
この「作る喜び」を区民の皆様とも共有出来たら、という思いから今年度から「大人の木と竹細工教室」を開講しました。初めての試みですから何をどう教えるかという所から企画を練りました。今回も区役所地域振興課さんとの協働で、参加者募集は8月の区報へ掲載して頂いた所、4名の応募者がありました。9月7日に教室開講です。11月までの3ヵ月第1木曜日に開催予定です。
初日の研修内容は「小刀の使い方」です。木と竹細工の基本となる道具の使い方講習です。最初に小刀で鉛筆を削ってもらいました。講師はこれを観察し参加者の小刀の扱い方習熟度を見極めていました。小刀の次はさしがね(L字型の定規)を使って50cm四方ほどの板に印をつけ、添え木を打ち込んで作業台作りです。作業台の上で長さ10cm幅1.5cm厚さ1cmほどの竹材を削り、竹トンボの羽根作りです。講師によると竹トンボの羽根作りには竹細工に必要な小刀の使い方の基礎が詰まっているそうです。「鉛筆は削れても羽根を削るのは難しい」という参加者の声がありましたが、4名という少人数だったので講師が丁寧にフォローすることが出来、皆さん、参加した満足度は高かったようです。
GO!GO!!フロンターレ11月15日 |
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GO!GO!!フロンターレ11月8日 |
11月15日