不定期連載 市民健康の森だより 第115回 盛況でした!「竹細工教室」
今年から始めた「木と竹細工教室」、11月2日が最終回で、テーマは「刃物の砥ぎ方と竹材料の作り方」でした。竹細工には小刀が必需品ですので良い状態で使えるよう砥ぎの指導です。小刀に限らず包丁などの刃物一般に関して砥ぎ方の説明と実技が行われました。講師を務めた会員は長く竹細工木工細工を続けており刃物の「砥ぎ方」についてはプロ級の知識と技術を有しています。
まずは両刃片刃などの刃物の特性から説明し各種砥石の特徴や使い分けを解説した後、実際の砥ぎ方のお手本を示してくれました。最初の注意事項は「集中する事」です。刃物を扱いますからちょっとの油断が怪我に繋がります。技術以前にまず作業に意識を集中させるのは実に適切な助言だと感じました。
受講者の皆さんは自宅から包丁を持参し砥ぎの実技に挑戦です。砥石にあてる角度や手の添え方、力加減など講師のアドバイスを受けながら皆さん真剣な面持ちで取り組んでくれました。
小刀研ぎ学び、竹細工の材料づくりに挑戦
最後の講習は小物の竹細工の材料作りです。ノコギリとナタの使い方講習でもあります。長い竹をノコギリで横に切り、更にナタで縦に割って竹の小片を作ってもらいました。
今回の教室、4名の参加者が全員3回とも皆勤です。仕事を調整して参加した方もいて熱心に受講して頂けました。アンケートをお願いした所、「小刀の使い方」と「砥ぎ」は回答してくれた全員が「最も印象深かった講習内容」に揚げてくれました。やりたかった事には「竹ヒゴを使ったカゴ作り」「スプーンやヘラ作り」をあげた方がいました。時間の制約から全てのご要望には応えられませんでした。この教室、来年以降も続けたいと思いますので、今回の3回の内容精査と参加者からの声を参考に、より充実した教室を目指そうと思います。
GO!GO!!フロンターレ11月15日 |
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11月15日