「第31回神奈川県中学生選抜ジュニア強化バドミントン大会」が先月、西湘スポーツセンターで行われ、橘中学校の女子チームが団体優勝した。
同大会には、クラブチームを含む県内の中学校、27チームが出場。昨年はベスト8で敗退していた橘中女子バトミントン部は、雪辱を果たすべく快進撃を重ね決勝戦へ。同じ川崎市内の強豪校、平中学(宮前区)との熱戦を2対1のスコアで制し初優勝を飾った。
団結力を重視
今大会前までのチームについて顧問の藤田幸市教諭は「細かなミスで試合の流れを奪われ、気持ちで負けることが多かった」などと分析。それでも夏から新戦力として加わった1年生メンバーは、小学校の頃から同じクラブチームでプレーしていた選手も多く、互いに特長を理解しながらメンタル面での強化に成功。部長の佐藤加奏さん(2年)は「練習から声を掛け合うことを意識した」と話しコミュニケーションを重視しながら全体の士気を高めていった当時の姿勢を振り返る。
こうした流れの中で臨んだ決勝戦は3試合同時に行われ、副部長の会田七海さん(2年)と稲葉莉乃さん(2年)ペアがダブルス戦の1つ早々に決着を付け、流れを掴んだ。会田さんは「チームのために早い段階で1勝取れ、応援に回ることが出来た」とコメント。シングル戦を1つ取られたが、5年間、一緒にバドミントンを行ってきた前出の佐藤部長と長澤果夏さん(1年)ペアが2試合ストレートで試合を決めた。
12月には新人戦も始まり、佐藤さんは「団結力で勝ち上がる大事を学べた。次の大会も優勝できるよう、みんなで頑張っていきたい」と語った。
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