神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2024年3月1日 エリアトップへ

【Web限定記事】 能登半島地震受け「川崎市消防航空隊」が被災地で様々な活動 発災翌日から20日までの期間、4回派遣

社会

公開:2024年3月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
派遣された消防ヘリコプター「そよかぜ2」と佐藤さん=東京ヘリポート
派遣された消防ヘリコプター「そよかぜ2」と佐藤さん=東京ヘリポート

 川崎市消防航空隊は、1月1日に起こった能登半島地震を受け、翌2日から20日までの期間、4回被災地へ派遣され、さまざまな活動を担った。

 同隊の消防ヘリコプター「そよかぜ2」が東京ヘリポートを離陸したのは、2日の午前7時47分。石川県小松空港到着後、現地に派遣された他県の消防隊員を金沢市内から能登町へ輸送した。道路状況が悪く、陸路では、各都市から応援に駆け付けた消防部隊が現場まで近づくことが困難な状況だったという。

あらゆる可能性を想定

 2回目の派遣では、孤立地区となっていた輪島市内の漁港に、空中から隊員をロープで降ろし、安否が分からなくなっていた2人を探した。派遣された同隊の佐藤悠さんは「家屋の下敷きになっていた場合など、あらゆる可能性を想定して任務にあたった。安否不明者がケガもなく、無事に見つかったときは、心からほっとした」と思いを語った。被災地に対しては「土砂災害で道が寸断されているなど、過酷な状況であることが分かった」と述べた。

 その後の派遣でも高齢者福祉施設の要介護者を安全な場所へ搬送するなどの任務を担当。4回の派遣で、延べ28人の隊員が活動した。

 同隊は「雪が降ることも多く、予定通り進まないこともあったが、少しでも現地の力になればという思いで活動を続けた」と振り返った。20日に東京ヘリポートに帰隊、すべての活動を終了したと23日に発表した。

空中からロープで孤立地区に降下する様子=同隊提供
空中からロープで孤立地区に降下する様子=同隊提供

高津区版のローカルニュース最新6

豪華出演者の「たま寄席」

豪華出演者の「たま寄席」

9月29日 多摩市民館で

9月13日

プログラミングに挑戦

プログラミングに挑戦

小中学生向け、久地小で

9月13日

「スパイスの祭典」今年も

多摩川河川敷

「スパイスの祭典」今年も

29日、カレーグランプリ

9月13日

「真打ち」が出演

落語

「真打ち」が出演

10月9日、入場無料

9月13日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

460店舗で一斉防災訓練

9月13日

ゼロから学ぶ太陽光発電

ゼロから学ぶ太陽光発電

9月28日(土) 市役所本庁舎

9月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ゼロから学ぶ太陽光発電

ゼロから学ぶ太陽光発電

9月28日(土) 市役所本庁舎

9月28日~9月28日

高津区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook