不定期連載 市民健康の森だより 第130回 橘小学校3年生の「総合学習」でひと役
現在の小・中・高校では「総合学習」という授業が行われています。これは子ども達が自ら学び考える力を身に着け、問題解決する資質や能力を育むことを狙いとして平成14年度から実施されているもの。内容は各学校にゆだねられているので地域の特色を生かし、ボランティア活動、自然体験活動、社会体験活動など工夫を凝らしているそうです。
私たちがお付き合いのある橘小学校ではこの総合学習で「健康の森の自然を守りゴミ捨て問題に取り組む」を3年生の子どもたちが自ら選び、テーマとしてくれたそうです。担任の先生から連絡があり、子ども達が森を育てる会の人達の話を聞きたいと言っているとの事で、3月21日に当会会長と一緒にふれあいの森へと出向きました。
「逆の発想」子ども達から学びも
子ども達は先着していて、ふれあいの森のゴミ拾いをしてくれていました。先生の声掛けで集まってもらい、子どもからの質問に答えていきました。「落ち葉を集めたらどう始末したらいいですか?」「ゴミ捨て注意よりふれあいの森の魅力を伝えた方が良いと思いポスターを作りました。ここに掲示していいですか?」など、とてもいい質問が多く感心しました。特に「注意するより魅力を伝える」という発想は、逆に教わった気がしました。
今回会うこととなった3年生たちは1年前には2年生としてホタル幼虫放流をやってもらい、1カ月前には3年生対象の火おこし体験支援と私たちの会には馴染みがあります。当日、先生から子ども達が書いた私たち宛のお手紙の束を頂きました。「七輪体験を教えて頂き本当にありがとうございました。総合でもふれあいの森のゴミをへらしたり落ち葉を拾ったりしています。これからも手伝っていきたいです」と書いてくれた子がいました。将来へ向けて心強い限りです。
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