神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2024年4月19日 エリアトップへ

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する 遠藤 勝太郎さん 子母口在住 78歳

公開:2024年4月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

子母口の「屋台骨」支え続け

 ○…生まれも育ちも子母口。地域の活性化に尽力し続け、町会長を務める子母口北町会では住民参加型の防災訓練を企画するほか、美化活動にも早くから着手。ごみ集積場をカラス被害から守ろうと毎年10カ所ずつ、蓋つきの頑丈なボックスに刷新する取り組みは順調に進捗しているのだとか。「来年には(北町会の)ごみ集積場所がほぼ新しいものになると思いますよ」と笑顔で話す。

 ○…地元の子どもたちのことを考え「お祭り」のために奔走してきた一面も。かつて橘樹神社の例大祭は日程が決まっており、曜日に関係なく毎年10月8日の開催だったが、それを子どもたちが参加しやすいようにと日曜日への変更を神社関係者に働きかけ、実現させたことも。ここ数年はコロナ禍で思うように進めることが難しかったが、近隣町会とも協力して大きな祭りにしていきたいという夢は今だ健在。「子どもに私達が住む地域を『ふるさと』と感じてもらいたいからね」

 ○…子母口のみならず、その活動は区全域にも及んでいる様子。過去には10年以上にわたり高津区区民会議の委員長を務め、区民目線で課題解決への提言を行ってきた。こうした数々の活動が認められ先頃、市の自治功労賞を受賞した。「多くの方々の協力あってのもの。感謝しています」と、しみじみ話す。

 ○…「昔から住んでいる人や、新しく来られた人が、笑顔で仲良く暮らせて、災害が起きた時にはお互いが助け合う、そんな町にしたいんですよ」と理想を話す口調は真剣そのもの。子母口エリアの歴史と文化をこよく愛し、お囃子の伝承でも重責を担うなど、その活躍は枚挙に暇がないといった様子。地元の「語り部」として今後も着実に、周囲と共に歩みを進める日々が、続く―。

高津区版の人物風土記最新6

橋本 大地さん

大日本プロレスの看板レスラーの一人として活躍する

橋本 大地さん

麻生区在住 32歳

10月18日

舩山 範雄さん

(公財)川崎市国際交流協会の会長を務める

舩山 範雄さん

中原区在勤 67歳

10月11日

渡邉 瑠菜さん

かわさきジャズ2024で「BRIDGEアーティスト」を務めるサックス奏者の

渡邉 瑠菜さん

川崎市内在学 21歳

10月4日

倉田 竜太郎さん

秀でた技術で今年度の「刀剣研ぎ」日本一の座に就いた

倉田 竜太郎さん

溝口在住 48歳

9月20日

坂本 純さん

日本オストミー協会川崎市支部の支部長として、10月に落語鑑賞会を企画する

坂本 純さん

川崎区桜本在住 67歳

9月13日

田邊 浩太さん

高津消防署の署長を務める

田邊 浩太さん

高津区在勤 56歳

9月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook