川崎市が市内最高峰の匠(たくみ)として認定している「かわさきマイスター」。そのマイスターらが、卓越した技や製品を紹介する「かわさきマイスターまつり」が6月8日、JR武蔵溝ノ口駅の南北自由通路で開催された。
催しは今回で11回目。マイスターはこれまで124人が認定されており、当日はそのうち20人の出展ブースが並んだ。
今回は昨年度にマイスターに認定された和菓子職人、大澤忍さんの「御菓子所 花ごろも」(中原区)と、精密金属加工を行う清水睦視さんの株式会社サンテック(同)が新たに参加。
大澤さんは和菓子職人の道具紹介や菓子の展示・販売を行い、「和菓子の作り方はあまり知られていないので、良い機会になった」と笑顔。サンテックでは、現在も宇宙を航行中の小惑星探査機「はやぶさ2」に使用されているという、同社製作のイオンエンジンプレートを展示した。
父親と姉弟で訪れ、エンジンプレートを見ていた市内在住の佐藤直哉さん(小2)は「穴がいっぱいで、おもしろい形。何を使って作っているんだろう」と興味を広げた様子。姉の稔里さん(小6)は「どこも川崎のリーダーにふさわしいものづくりをしている」と太鼓判を押した。
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