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「かかりつけ医」が掲げる健康な街づくり 通院困難な人に「訪問診療」で地域をサポート 年齢や疾患を問わず受診可能「椿クリニック」
SDGsが掲げる17の目標の一つ「すべての人に健康と福祉を」などを実現すべく、地域医療の発展に貢献している「椿クリニック」(野中勇志院長)。通院が困難な患者の自宅などに医師や医療従事者(看護師など)が出向いて「訪問診療」や「往診」による健康サポートを手掛けている。
患者の自宅で診療可能
同クリニックでは、医師が定期的に患者の自宅に足を運び、リアルタイムに健康を管理するのはもちろん、必要に応じて点滴や採血、レントゲン、超音波検査などを行っている。ちなみに、こうした在宅診療は保険診療が適用されるため、健康保険での一部負担金が費用となる。例えば後期高齢者1割負担の人が月2回の定期訪問を受ける場合、費用負担の目安は約7000円となる。
野中院長は「訪問の対象となる方はお一人で病院やクリニックへ足を運べない方、寝たきり、もしくはその状態に近い方、退院後の療養生活や、癌の緩和ケアなどを行っている方です。なお受診に際しては年齢、性別、疾患が問われることはありません」と説明。さらに「ここ数年のコロナ禍により、病院に頻繁に足を運べなくなった方も多く、ご自宅に居ながら『かかりつけ医』が持てる訪問診療のニーズが高まりつつあります」と話す。
365日&24時間体制
在宅療養支援診療所でもある同クリニックは、高津区や近隣を訪問エリアとし、かかりつけの患者やその家族からの要請に1年365日、24時間対応。可能な範囲で速やかに往診が受けられる体制を整えている。
「患者ファースト」標榜
また「患者ファーストな医療の実践」を標榜する、訪問診療に特化したクリニックとして医師やスタッフが各家庭に出向き診療を行っている。さらに訪問先において処方箋を発行できる上、配達を行っている薬局の紹介なども行っている。
総合的なサポートを
同クリニックは訪問診療専門の「かかりつけ医」として、救急医療や消化器外科、癌治療などに長年携わってきた知識や経験を活かし、患者様が在宅で安心して療養生活が続けられるよう適宜、対応している。総合病院や専門医のスタッフとも連携を図り、患者や家族を総合的にサポートできるのも、大きな利点の一つとなっている。
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![]() ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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