特殊詐欺の被害を防止したとして高津警察署で7月12日、セブンイレブン川崎溝口3丁目店の店長、山本安紗実さんに感謝状が贈呈された。また18日には消防署長表彰が蟹ヶ谷自治会集会所で行われ、火災の初期消火を近隣住民で協力して行った上野真侑さん、田賀糸忠さん、坂本徳文さんが表彰状を受け取った。
店舗で情報を共有
セブンイレブンの店長、山本さんの功労は6月に電子マネーの購入に訪れた女性に声掛けして確認等を行い、被害を阻止したもの。対応した店員は女性が以前から電子マネーの購入で詐欺被害の懸念から販売を断っている高齢者であると気づき、山本さんと警察に通報。山本さんは「店舗内で情報を共有し、次回購入時に対応できるよう対策していた」という。鈴木淳警察署長は「コンビニ等の店舗の一人ひとりの活動が詐欺の抑止に繋がっている」と感謝した。
近所で連携
消防署長表彰の功労は6月に起きた火災を発見した田賀糸さんが上野さんに119番通報を指示し上野さんが通報、火災に気づいた坂本さんと3人で協力し消火活動したもの。「火災の発見が早く、的確迅速な消火活動で被害を最小限に留めることができた」と田邊浩太消防署長。坂本さんは「3人は普段からご近所付き合いがあり、顔が見える関係だったため、連携して迅速な消火活動ができた」と話している。
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