小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載258回 「くにこ」の県庁見聞録 痴漢防止キーホルダー
司会)表題の高校生が新聞に大きく報道されましたね。
くにこ)驚きました!3人の男子高校生がクラウドファンディングを始めたんです。痴漢防止キーホルダーを高校生に配布して、男女共に痴漢防止活動をしやすくしようという目的です。私が会長を務める女性活躍推進議連の研修会で、この男子高校生3人に活動について、もう一人女性産婦人科医に性教育の現状を講演してもらったんです。
司会)珍しいですね。
くにこ)その産婦人科先生が県立高校総合授業で性教育を行うと聞いたので、視察に行ったんです。鎌倉市まで。
司会)ほう、くにこさんらしい。
くにこ)ドヒャ〜とビックリ。授業を聞いて、実態を知らなかった私は凄く驚いたんです。こりゃあ、議連で共有しなきゃあと、9日本会議初日閉会後に研修会を開きました。報道各社の関心も高くて、何紙もきましたし、テレビ神奈川も取材に来たんですよ。仕掛けた私自身がその反響の高さに驚いちゃって。
司会)その2組を組み合わせた理由は?
くにこ)産婦人科医さんだけに講演を、と考えたんですけど。その先生が3人の高校生を紹介してくださったんです。会ってみたら純朴で高校生らしいので産婦人科先生の前座として話をしてもらいました。それこそ高校生の親より年上の議員や県職員が、高校生の話を熱心に聞いたんですよ。
司会)高校生も緊張したでしょうね?
くにこ)そうらしいですが、堂々たるものでしたよ。活動のきっかけは女子高校生が痴漢被害にあう現場に遭遇した、でも怖くて何もできなかった。自分たちでもできる事はないだろうか?考えた末にキーホルダーを皆でつけよう、ということだったらしい。高校生らしくて感じがいいな、応援してあげたい!って私は思ったんですよ。気持ちは同じで、参加した人はすごく心動かされたみたいです。
司会)クラウドファンディングは成功した?
くにこ)第1目標100万円はクリアできました。今は150万円を目標に活動しているらしいです。電車の中で高校生が「NO痴漢」のキーホルダーをもっていたら、少しは痴漢が減るかも!
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11月22日
11月15日