不定期連載 市民健康の森だより 第155回 「臨時炭焼」について
私たちの活動の柱の一つは「竹炭焼き」です。活動のメインは里山保全とその延長上の公園整備ですが、竹炭焼きは里山保全の一環での竹林整備で間伐する竹材の有効活用の観点から会発足直後から続いています。ここ数年は年間に4回計画して実施しています。
今年度も4回の計画ですが5月の今年度1回目の炭焼き実施後、上手く焼けた嬉しさから直後に臨時の炭焼きを行いました。この2回は気温が高い時期にやった所為でしょうか、竹炭焼きの過程で発生する竹酢液が思ったほど採取できませんでした。
そこで9月に竹酢液採取を主目的に再度、臨時炭焼を実施することとなりました。竹細工の過程で出た端材を活用したので、通常の竹炭焼きで行う竹切は行わずに窯詰まで終わっていました。他の作業との兼ね合いで何度か延期となりましたが9月26日に無事実施できました。
主な目的は「竹酢液採取」
今回は竹酢液採取が主目的なのでそのための工夫がありました。竹酢液は炭焼き実施中に出る煙が煙突通過中に冷えて液化するものです。そこで炭焼き中の煙突を少しでも冷やす方法を工夫しました。いくつかアイデアがあったのですが今回は濡れタオルを煙突に巻き、タオルを濡れ続けさせる装置を手作りしました。
工夫を凝らしたのですが竹酢液の採取量は1リットル程度と期待には全く届きませんでした。竹の形状や量の違い、気温など色々な要素がありますから原因特定は難しいでしょう。少し残念ですが、この後、10月27日に高津区民祭、11月2日にプラザ橘祭りと続くイベントに出店しますので、そこで出品することになるでしょう。
竹酢液は色々な用途があります。出品すると竹酢液を知っている方は喜んでお買い求め頂けます。私たちは200倍に薄めて野菜に噴霧し、防虫剤として使っています。効果抜群です。
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11月15日