川崎市市制100周年を記念し、市内のグルメや、レジャー、産業、スポーツ、カルチャーなどの魅力を紹介したムック本『まるごとぜんぶ川崎の本』がこのほど発行された。10月9日には出版した(株)ぴあ関係者が福田紀彦市長を訪問し、完成を報告。市内の市立学校や図書館に役立ててもらおうと、250冊を寄贈した。福田市長は返礼として感謝状を手渡した。
「食を味わう」「街を楽しむ」「歴史と文化財を巡る」「スポーツ・カルチャーを楽しむ」「産業を知る」の全5章で構成。川崎ゆかりのアーティストでEXILE・松本利夫さん、ヒップホップアーティストのT-PablowさんとYZERRさんが川崎愛を語るインタビューも収録。
同社担当者によると、本の作成にあたり、この夏1000人ほどを取材。「区それぞれ色が違ったが、みんな川崎愛に満ち溢れていた」という。表紙は、川崎の多彩な魅力をちりばめ、川の文字を川崎市のブランドメッセージカラーを使用した。「未来を担う子どもたちに、自分の住むまち川崎を知ってもらい、川崎への知見や愛着を深めるきっかけになれば」と願いを込めた。
福田市長は「多くの市民、市外の方に手に取っていただければ。市民にとっては地域の魅力再発見につながる。様々なイベントでPRしたい」と語った。
A4判、100ページ。価格は1100円税込。主要書店で販売中。
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