数値でみる川崎と高津 No.116 シリーズ 約半数の有権者が棄権した総選挙〜課題は? みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
1890年の第1回から数えて50回目となる総選挙が行われました。15年ぶりに与党の議席数が過半数を下回るなど、これまでの政治の枠組みが大きく変わりうる結果となりましたが、投票率の点ではどうだったでしょうか?
下記のグラフは、高津区における衆議院議員選挙(小選挙区)の投票率の推移です。概ね5割から6割となっており、今回は54・4%と前回よりも1・8ポイント程度下がりました。なお、全国の投票率は、前回より2・1ポイント減の53・8%でしたので、概ね同等の傾向といえるかと思います。また、今回、期日前投票をした有権者は約3万3千人で、投票者総数の約3割となります。
有権者の約半数が棄権するという現状は、やはり望ましくありません。投票所の増設や共通投票所の設置など、より投票しやすい環境の整備だけでなく「一人ひとりの投票行動によって社会が具体的に変わりうる」という実感を抱いていただけるような政治の取組が極めて重要になっていると、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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11月15日