日本初の都市型サイエンスパークとして開設されたKSPの25周年を記念し、(株)ケイエスピーと(公財)神奈川科学技術アカデミー(KAST)は9月2日、KSPホールで、講演会「神奈川発 世界をリードする科学技術と経済」を開催した。
講師を務めた、慶應義塾大学大学院の岡野栄之教授は「iPS細胞技術を活用した未来の医療について」、同大学院の岸博幸教授は「日本経済の再生とイノベーションの役割」と題して講演。市内外から約260人が来場し、各分野の専門家らの話に熱心に耳を傾けていた。
KASTの馬来義弘理事長は「講師のお二人がKSPにご理解をいただき、講演に来て下さって良かった。今後の活動へのやる気が益々湧いた」、ケイエスピーの内田裕久代表取締役社長は「これからも前向きに日本経済の発展に取り組み、諸外国との交流の場としてKSPを活性化させたい」と意欲を示した。
KSPの開設は1989年。産学連携による研究開発をはじめ、新産業創出に向けた情報発信拠点としての役割を果たしている。
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