登戸で地ビール街コン 7月22日に開催計画
女性をキレイにするビールを味わいながら、男女の出会いを楽しんで――。登戸を舞台にこんな「街コン」を開く計画が進められている。全国各地の街コンが話題を集めるなか、登戸では「地ビール」をテーマに地域の特色を打ち出し、活性化に役立てようという。
街コンを主催するのは、川崎市内で街コンの開催を手がける団体「川崎街コン」と地ビールで商店街活性化をめざす「商店街ビールリーグ」の2団体。川崎街コンは、これまでに溝の口駅や元住吉駅周辺などで開催した実績がある。商店街ビールリーグは、空き店舗を活用して各商店街のオリジナルビールを開発しようと取り組んでいる。
今回の街コンでは、登戸にあるクラフトビール専門店「ムーンライト」のビールを提供する計画。同店は、小口醸造のビールとして市内で初めて免許を取得し、様々な味や種類を作ることができる。
「女性が喜ぶ地元のネタを入れていきたいと考えた。今回は婚活する女性に綺麗になってもらいたいという思いを込めてオリジナルビールを用意した」と川崎街コン代表の石橋聡史さん。美肌効果が高いといわれるライチのビールを作って提供するという。
ムーンライトのほかに、登戸周辺の飲食店と連携して規模を拡大させたい考え。石橋さんは「『街コンはどこに行っても同じ』、というように思われ始めている。だからこそ、『この街だからこそ』といえるような差別化が必要」と話す。
街コンの参加費や開催時間、申し込み方法などは近日中に発表する予定。参加資格は20歳以上、35歳以下の男女としており、規模は男女各30人を予定している。街コンに関する情報は現在、ホームページ(http://noborito.kawasakicon.jp/)で公開している。
街コンをきっかけに、地ビールの商品開発を生かした商店街の活性化にも取り組みたい考え。ビールリーグを主宰する菅谷公隆さんは「ドイツでは1つの村に1つのビールがある。今後の試みとして、商店街によって味の違うビールを作り、商店街の魅力向上を図りたい」と話している。
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12月20日