創造性溢れる作品ずらり 岡本太郎現代芸術展
川崎市岡本太郎美術館で「第16回岡本太郎現代芸術賞展」が9日から始まった。同氏の精神を継承し現代社会にメッセージを突きつける作品22点がずらりと集結した。4月7日まで。
同賞には今回、739点の応募があり、21人と1組が入選した。岡本太郎賞に選ばれたのは加藤智大さんが製作した鉄製の茶室。建具や床の間、茶道具など全てを鉄で作り、手触りや質感にまで繊細な表現を施した。また子ども達の興味を引いていた作品が特別賞の鉄で作った巨大なゴキブリ=写真=。圧倒的な迫力に注目を集めていた。訪れていた小林正昭さん(38)は「岡本太郎は以前から好きだった。入選作品も哲学的な作品が多く、とても興味深い」と話していた。
入場料は一般600円、高大学生・65歳以上400円、中学生以下無料。問い合わせは同館(【電話】044・900・9898)へ。
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4月18日
4月11日