被災女子高生追う映画 3月10日 洗足学園で
東日本大震災の被災地で暮らす女子高生たちの青春を描いたドキュメンタリー映画「うたごころ」〈2012年版〉の上映会が3月10日(日)、高津区久本の洗足学園中学高等学校の大講堂で開かれる。
主催するのは、同作を上映するために発足したチーム「うたごころ」神奈川支部で、宮前区有馬在住の主婦小島佳子さん(45)が代表を務めている。小島さんは青森県八戸市の出身。震災時は、津波で歯科医である実家の近くにも漁船が打ち上げられたという。翌4月に帰省した小島さんはしばらく現地に留まり、当時小学1年生だった長女も転校させて、自身は読み聞かせなどのボランティア活動を行った。
映画は、被災した宮城県南三陸町の女子高生たちが合唱を通じてひたむきに生きる姿を追ったシリーズの第2作目。監督は阪神・淡路大震災でも多くのドキュメンタリー映画を製作した榛葉健さん。上映には洗足学園と同校の保護者会も協賛する。小島さんは「今回の上映は震災から丸2年の前日。それぞれの『あの日』を思い起こしながら、本当の意味で被災地の人々とつながる気持ちが広がっていけば」と多くの来場を呼び掛けている。
時間は午後1時から3時30分。入場料は2000円で経費をのぞく収益は被災地の支援活動に寄付される。定員は400人。チケットはファミリーマート店頭またはパソコン・携帯「イープラスで」で購入可能。
問合せは小島さん(【電話】080・3455・9859)へ。
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6月28日