病気や事故で手足を切断した人が松葉杖をついてプレーするアンプティサッカーの第5回日本選手権大会が今月22日と23日、富士通スタジアム川崎で開かれた。大会に出場した地元川崎市に拠点を置くFCアウボラーダ川崎は準優勝となった。
アンプティサッカーは25分ハーフの7人制で行われる。フィールド上の選手は「クラッチ」と呼ばれるリハビリ医療用の松葉杖で体を支えてプレーし、キーパーは片手を失った人が務める。日本では09年に初めて紹介され、11年から日本選手権が実施されている。
大会には6チームが出場。2グループに分かれてリーグ戦を行い、上位4チームが優勝をかけたトーナメント戦を繰り広げた。
決勝に進出したFCアウボラーダ川崎はFC九州バイラオールと対戦し0対1で敗れ、準優勝となった。大会連覇は叶わなかったが、新井誠治キャプテンは「終盤に見せ場をつくることができた」と手ごたえを感じた様子。「個々の力をアップさせ、日本一を目指したい」と語った。
大会を通じては「最高のグラウンド環境でプレーできた。より多くの人にアンプティサッカーの迫力あるプレーを見ていただければ」とも語った。
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