登戸の川崎新田ボクシングジムに所属する西田光選手(28)が、東洋太平洋タイトルと日本タイトルの2つのベルトを奪取した。後楽園ホールで11日、ミドル級タイトルマッチがあり、西田選手が2冠の王者・柴田明雄選手に3回KOで勝利した。
試合は序盤から前に出てプレッシャーをかける西田選手のペース。2回に2度のダウンを奪い、3回にボディーからの左フックで柴田選手をリングに沈めた。
両者の対決は今回と同様に2冠をかけて戦った14年7月以来。西田選手は最終12回まで激しく打ち合ったものの、判定で惜敗した経緯がある。
西田選手は「長引く想定だったが、力を温存せずに勝負をかけて流れをつかむことができた」と振り返り、「日本ランクで強い選手はたくさんいる。全体的に精度を高め、次の試合に向けてしっかり準備していきたい」と語った。
同ジムでは今月11日に三好喜美佳選手が東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルを奪取したばかり。今夜(18日)は元日本ライトフライ級王者の黒田雅之選手が後楽園ホールで日本フライ級タイトルマッチに臨む。
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