東日本大震災から丸5年を迎えた3月11日、首都直下型の大規模地震を想定した図上シミュレーション訓練が、多摩区役所の災害対策本部で行われた=写真。主催は多摩区、多摩消防署。
訓練は大型の地図やマーカー、ホワイトボードを使って進行。警察署や消防団登戸班、東京電力、東京ガス、多摩病院のほか東日本旅客鉄道、小田急電鉄・バスなど関係機関のメンバーら総勢約40人が参加した。
市内で震度6強の地震が発生し、JR南武線の列車が登戸駅付近で脱線した設定で開始。時間経過とともに「列車がマンションに衝突し、ガス臭が発生」「けが人多数でトリアージ(選別)が必要」など状況変化が告げられると、地図上に要点を書き込んでいった。「電車の乗客はどうやって避難させるのか」「電気の供給は」など課題や疑問点が挙がり、対応を検討した。
「行政と民間一体の効果的な訓練だった」と多摩消防署の並木努署長。東日本旅客鉄道(株)登戸駅の助役、柳瀬克人さんは「訓練を通じて、各機関と顔の見える関係をつくれたことが一番の収穫。万が一のときもスムーズに対応できるのでは」と手応えを語った。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|