小田急線の「開かずの踏切」を解消しようと、市民の声を集める大集会が5月23日(火)、多摩市民館で開かれる。主催は小田急線複々線化・地下2層化をすすめる会(大村新一郎代表)。
当日は「市民の生活の質を守る交通とは何か」と題し、環境経済研究所代表で交通権学会会長の上岡直見さんが講演する。「交通は日本国憲法に規定された、さまざまな人権を実現するために不可欠な手段」と話す上岡さん。リニア中央新幹線が市民に及ぼす影響についても触れる予定だ。
1993年に結成した主催団体からは、小田急電鉄本社との交渉について報告。向ヶ丘遊園駅〜新百合ヶ丘駅間の地下2層化、複々線化を求める署名を始める。時間は午後6時30分から、入場無料(カンパ募集)。会場は多摩区総合庁舎内、3階大会議室。
同会では「小田急線・わたしのひとこと」と題し、市民要望を募集中。ファクス(【FAX】044・966・2081)かメール(【メール】yuensinnyuri-chikaka@yahoo.co.jp)で同会の大村代表へ。
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