神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2017年9月29日 エリアトップへ

長沢商店会 認知症 支える店づくりを 9店舗がサポーターに

社会

公開:2017年9月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
講座に参加した商店主ら
講座に参加した商店主ら

 長沢商店会が今月21日、認知症の人やその家族を支えるボランティア「認知症サポーター」の養成講座を長沢ひろばで開催した。商店会主催による事例は珍しく、区内では初という。美容室や介護施設、酒屋など多業種におよぶ9店舗の店主や民生委員ら20人が参加し、認知症への理解を深めた。

 認知症の来店客への対応などについて知ろうと開かれた今回の講座。区内各地で講座を開いているキャラバン・メイト「たまのわ」のメンバーを講師に招き、認知症の人と接する際の心構えや認知症の予防などについて学んだ。参加者らは「昔ながらの商店は顔見知りでお客さんに声掛けしやすい利点がある」「お金に関する対応の仕方は難しい」などと意見を交わした。

 参加者にはサポーターの証となるオレンジリングと店舗に掲示できるステッカーが配られた。企画した同商店会の高橋弘幸さんは「皆で認知症について考えていくきっかけになれば」と話した。原山修会長は「自分たちのためにもお客さんのためにも活用していきたい」と話していた。

 同席した区地域みまもり支援センターの担当部長は「長沢商店会は以前から子育て支援にも取り組んでくれている。子どもから高齢者まで安心できるまちづくりを」と期待を寄せた。

 川崎市では現在、人口の約3%にあたる4万3千人が認知症サポーターおよびキャラバン・メイトになっている。
 

店舗に張られたステッカー=同会提供
店舗に張られたステッカー=同会提供

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

レジェンドに捧げる舞台

しんゆりレビュー

レジェンドに捧げる舞台

10組20人を招待

11月22日

納税の功労者を表彰

川崎西税務署

納税の功労者を表彰

11月22日

憲法改正テーマに対話

憲法改正テーマに対話

多摩市民館で集い

11月22日

依存への理解深める

依存への理解深める

来年1月19日 入場無料

11月22日

「ホロコースト」題材に

「ホロコースト」題材に

劇団民藝が新宿で公演

11月22日

子ども守るため研鑽

子ども守るため研鑽

少年補導員が研修会

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook