全身を使って学ぶ受講者ら＝保護者提供
子どもたちにチャレンジする楽しさを伝えるメンタルコーチング講座「全力失敗教室」が２月４日、市立菅小学校体育館で行われた。主催は「合同会社Ａｌｌ Ｄａｙｓ Ｓｐｏｒｔｓ」（阿部健二代表）。
この教室は「人は失敗した時に一番成長する」という考えのもと、運動学、脳科学、心理学を融合した内容の講座。菅子ども部会バレーボール部の部員や保護者、同野球部の保護者ら47人が参加した。元サッカーＵ-16日本代表の中田真司さんの指導のもと、受講者らは身体を動かしながら失敗を繰り返し、それを受け入れて次につなげていく方法を学習。失敗しても「いいね！」と声をかけ合いながら、笑顔あふれる時間を過ごした。
参加した米山駿志さん（中２）は「失敗という一つの言葉にとらわれず、失敗を恐れずに頑張りたい」とコメント。バレーボール部の尾形隆監督は「子どもたちの失敗を恐れないプレーや挑戦につながることが楽しみ」と期待を込めた。
主催者の阿部代表は「子どもたちが自ら考え行動できるよう、この活動で応援できたら」と思いを話した。
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