第59次南極地域観測隊の夏隊に同行している市立菅小学校(國武信行校長)の山口直子教諭(44)が2月8日、現地と同校をライブ映像でつないで特別授業を開いた。
国立極地研究所などによる「教員南極派遣プログラム」で昨年末、昭和基地入りした山口教諭が、南極に関心を持ってもらおうと衛星回線を使った授業を企画。3〜6年生約550人が参加した。
事前に児童から集めた質問のうち、選ばれた十数件について山口教諭と越冬隊員2人が回答。「暑いときはあるか」「どんな仕事をしているか」など、質問を考えた児童が、画面越しに直接問いかけた。
山口教諭は「人の力で60年も続いている南極観測のすごさに感動している」と語り、締めくくった。5年の落合映喜(みつき)さん(11)は「南極は生活できないようなイメージだったけど違った。ペンギン以外にもどんな動物がいるか調べてみたい」と感想を話した。
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