今年1月、文部科学省主催の2017年度「全国いじめ問題子供サミット」に川崎市代表として参加した市立菅中学校(山川俊英校長)。生徒が主体となり、いじめ防止のため積極的な取り組みを続けている。
同校の生徒会では10年以上前からいじめに関する意識調査を実施している。毎年内容を変え、結果は文化祭で劇にして発表したりグラフやイラストにして展示したりと、全生徒で共有。学校としても、教員と生徒の間で年4回のアンケートを行うなど、防止と早期発見に取り組んでいる。
全国の小中学生が集ったサミットには生徒会副会長の西山稚菜さん(14)とサッカー部部長の池田朋史さん(14)が参加し、活動内容を発表した。サミットを振り返り、西山さんは「他の学校の取り組みを知ることができたので広めていきたい」、池田さんは「リーダーとなって皆を引っ張っていきたい」と話していた。
山川校長は「生徒を誇らしく思う。学校として活動を維持しつつ、教員の取り組みもさらに高めていけたら」と思いを語った。
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