長沢自治会による恒例の「長沢納涼盆踊り大会」が7月27日、長沢諏訪社境内で行われた。冒頭、米山福吉実行委員長は「立派な会場となった。夏の夜を楽しんでもらえたら」とあいさつ。炭坑節や生田音頭などに合わせて、浴衣姿の老若男女がやぐらを囲んでいた。
多くの出店でにぎわう中、今年初めて専修大学と田園調布学園大学の学生らが参加=写真。専大の小林隆ゼミは、地元の高校生5人と一緒にかき氷を販売した。「当日までにビジネス塾を行い、高校生も率先して内容を考えていた」と小林教授。同ゼミの高橋歩さん(4年)は「台風前で仕入れが大変だった」、県立百合丘高校の林田愛美さん(2年)は「メニュー作り、トッピングにこだわった」と話していた。
田園調布大の和(かのう)秀俊ゼミは「かわさき色輪っかつなぎ」の活動を知ってもらおうと、5色のポップコーンを販売。和准教授は「出店を通して関係づくりができる」、同ゼミの五十嵐怜香さん(4年)は「今後も地域の人に楽しんでもらえる活動をしたい」と話した。
企画した長沢まちづくり協議会の高橋弘幸さんは「高校生の参加で、親世代にも地域に関心を持ってもらえる」と強調。同協議会および長沢自治会の末吉一夫会長は「学生と地域が交わるイベントを今後もやっていけたら」と話していた。
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