3月29日告示、4月7日投開票の神奈川県議会選挙に向けて、多摩区の立候補予定者が準備を進めている。本紙の調べでは定数2に対し、現職2人と新人1人の合計3人が立候補する見通しだ。(3月12日起稿)
2議席を3人で争う構図が予想される、多摩区の県議選。現職は前回の得票順に、自民党の土井隆典氏(59、5期)、国民民主党の青山圭一氏(52、2期)が立候補の意向を固めている。議席獲得を目指す共産党は、新人の河野一馬氏(65)を擁立する方針だ。
各候補の訴えは
土井氏は2015年度に県議会議長を務め、現在は党神奈川県支部連合会の幹事長などに従事。来年の東京五輪・パラリンピックに向けた観光振興をはじめ、県議会と県が制定した「ともに生きる社会かながわ憲章」の啓発活動に力を入れる。
青山氏は市議3期と現職の経験を生かし、多摩区のまちづくりに力を注ぎたいと表明。治安対策や防災施策をはじめ、登戸駅などへのホームドア設置、公立高校への医学コース新設など医療行政の推進、高齢者や障害者施策の推進を掲げている。
河野氏は川崎医療生協など医療や福祉の分野で勤務し、県議選への初挑戦を決意。国民健康保険の引き下げや中学・高校までの小児医療費無料化、介護施設の充実を掲げ、県の財政力を市民にとって身近な県政に活用すべきだと訴える。
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