セレサ川崎農業協同組合(JAセレサ/原修一代表理事組合長)は、市内のアスパラガス生産、普及の拡大に向けて、明治大学と委託研究契約を締結。先月28日に同JA本店で締結式を開いた。
同大の元木准教授は日本のアスパラガス研究の第一人者で、「採りっきり栽培」という新しい栽培方法を2016年に発表。一般的には収穫まで3年以上かかるとされるアスパラガスの生産を、1年に短縮した。
市内では17年から、麻生区の黒川地区で17人の生産者が同栽培方法をスタート。現在は他地区の生産者も参画し、市内で54件が取り組んでいる。「栽培は簡単だが薬剤散布のタイミングなどが重要」といい、元木准教授ら同大のチームが生産者を支援し、安定的な生産量確保を目指すという。
原組合長は「(当JAが)産学連携するのは初。生産者を増やし、将来的にはブランド化をしてきたい」と期待を込めた。
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