神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2019年6月21日 エリアトップへ

ウェブで図鑑公開 中野島に「蝶博士」

社会

公開:2019年6月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
宮川さん(左)と松村さん
宮川さん(左)と松村さん

 生田緑地や多摩川など自然豊かな多摩区には、数多くのチョウが生息する。そんなチョウたちを熱心に追うのは、中野島にある新多摩川ハイムの住民、松村隆太郎さん(67)と宮川直遠さん(68)だ。

 松村さんは中学生のころ、友人の家でずらりと並んだチョウの標本に心を奪われた。以来、採集や山登りに傾倒し、ここ10年ほどは撮影中心に。妻同士の付き合いでつながった宮川さんも元々植物や昆虫が好きで、一緒に撮影に出向くようになった。「チョウの目にピントを合わせて撮る。珍しい種類と10年ぶりくらいに巡り合うと、胸がどきどきする」と松村さん。宮川さんも「『こんなところに!』という発見や出会いが面白い」と魅力を語る。

 ハイムの住民によるウェブサイト「ハイムのひろば」内で、「蝶百科図鑑」を先月公開。生田緑地などで2人が撮影した写真に、会える場所や時期、特徴などが事細かに記載されている。撮影の様子や豆知識を投稿する記事も毎日欠かさず更新。図鑑は59ページ、紹介しているチョウの種類は85種に上り、日本に生息するチョウのおよそ3分の1を占めるという。

 同サイトを運営する山根昭郎さん(66)は「図鑑を活用して子ども向けにイベントができたら」、西敏さん(70)は「チョウをきっかけに若い人にサイトを見てもらいたい」と話す。サイトは【URL】http://butterfly.heimnohiroba.com/へ。
 

松村さんが撮影した羽化したてのキアゲハ=6月初旬、生田緑地
松村さんが撮影した羽化したてのキアゲハ=6月初旬、生田緑地

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

レジェンドに捧げる舞台

しんゆりレビュー

レジェンドに捧げる舞台

10組20人を招待

11月22日

納税の功労者を表彰

川崎西税務署

納税の功労者を表彰

11月22日

憲法改正テーマに対話

憲法改正テーマに対話

多摩市民館で集い

11月22日

依存への理解深める

依存への理解深める

来年1月19日 入場無料

11月22日

「ホロコースト」題材に

「ホロコースト」題材に

劇団民藝が新宿で公演

11月22日

子ども守るため研鑽

子ども守るため研鑽

少年補導員が研修会

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook