多摩区内の消防団員が消火技術を競う第20回「多摩消防団消防大会」が7月7日、明治大学生田キャンパスで行われた。各地区の9班が集結し、訓練の成果を披露した。
消火技術を向上し、団員同士の結束を高めるために毎年開催している消防大会。競技は「小型ポンプ操法」で、各班の代表4人が出場。消火ホースで水を放出するまでの時間や機敏さを競った。
優勝したのは、昨年準優勝だった中野島班。全体の動きとタイムで共に高得点を出した。優秀選手賞には中央生田班の松澤直人さん(指揮者)、宿河原・堰班の関山健蔵さん(1番員)、登戸班の本間正俊さん(2番員)、登戸班の田中純也さん(3番員)が選ばれた。中野島班で指揮者を担当した助川雄一さんは「個人賞はなかったが、優勝は4人で力を合わせた結果」と振り返った。
井田哲芳団長は「皆勉強して、どんどん成果が出ている」と激励。多摩消防署の秋元良己署長は「団員と職員が一致団結して、安全なまちづくりに努める」と語った。
当日は、昨年入団した女性団員による各個訓練も披露。市消防音楽隊とカラーガード隊の演技も大会に花を添えた。
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