「ハモリ漫才」で全国区へ――。中野島在住の水岡ともや(友弥)さん(19)と武本よしふみ(美文)さん(18)によるお笑いコンビ「サイダー」が8月29日、都内で初の単独ライブ「調和」を行った。チケット200枚は前売りで完売。高校時代の友人や恩師も見守る中、ボケとツッコミのない2人独自の「ハモリ漫才」で会場は笑いに包まれた。
当日は漫才6本とコント1本のほか、武本さんが編集した動画のネタも。来場者にトークテーマを募るコーナーでは、小学校時代の遊びや高校のやんちゃ話などが語られた。「5年後の目標は」という問いには、「これから半年は地元のイベントにいっぱい出たい。地元で1回有名人になろうと思っている」と水岡さん。2人そろって「地元のために頑張ろう!」とこぶしを挙げ、笑いを誘った。
公演を振り返り、「みんな自分たちを見に来てくれている安心感。手応えもあった」と武本さん。水岡さんは「お客さんが温かく、何言っても笑ってくれる。緊張した」と胸をなでおろした。
すでに多摩区内のイベントやライブに出演している2人。練習拠点の中野島こども文化センターではボランティアとして活動するほか、水岡さんは下布田小の寺子屋事業にも参加している。同事業を運営する大庭美代子さん(50)も単独ライブに訪れ、「彼らが中学生のときから知っているので感激した。これからも応援していく」と語った。
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