今月2日に再開し、普段通りの人出が戻ってきた川崎市岡本太郎美術館(枡形)。展示品の間隔確保や検温などの感染症対策に取り組む中、マスクをつけた岡本氏の姿が話題を呼んでいる。
エントランスでは、等身大パネルの岡本氏が「マスクの着用をお願いします」と啓発。常設展示室に立つ等身大の人形も、しっかりマスクを耳にかける。岡本氏の写真をベンチに貼り、間隔を空けてもらう工夫も。広報担当者は「楽しみながら感染予防に協力してもらえたら」と話す。
臨時休館中から、自宅でできる工作の紹介や、VR(バーチャルリアリティ)映像の配信などウェブサイト上で取り組んできた同館。休止していた演奏会やワークショップ等のイベントは7月に再開し、定員減などの対応をとる。
企画展示室では7月12日まで、「音と造形のレゾナンス―バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」を開催。50年前の大阪万博で展示された音響彫刻のうち、復元された5点を一堂に集めている。常設展は「太陽の塔への道」を開催中。詳細は同館ウェブサイトへ。
![]() 母・かの子(左)、父・一平も
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