登戸小学校避難所運営会議(川鍋賢昭委員長)は9月13日、同校で避難所開設訓練を実施。運営委員や近隣町会、区職員など約40人が参加し、災害時の動きを実践した。
この日は、備蓄倉庫内にある「避難所開設キット」を活用。区内21カ所の指定避難所全てに設置されているもので、安全確認や区本部への連絡など、5つのミッションを順番に確認した。このほか避難者の受付や誘導、校内の区分け方法を検証。訓練を踏まえ、参加者同士で意見を交わした。区危機管理担当は「住民の方々は顔見知り同士。支援が必要な人の誘導や、避難者の声を職員に届けるなど協力してもらえたら」と話した。
昨年の令和元年東日本台風では、登戸小に約800人が避難。今年は感染症対策も必要になる中、川鍋委員長は「親戚の家や近くのビル、集会所など身近な避難場所の検討も必要。訓練でやったことを町会ごとに持ち帰り、改めて話し合ってほしい」と語った。
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