生田緑地や二子玉川公園など野外でシャボン玉を飛ばす「シャボン玉オヤジ」が1月18日、布田の高齢者住宅「上布田つどいの家」を訪問。コロナに立ち向かう医療・介護従事者、利用者に癒しや元気を届けようと、同施設の庭でパフォーマンスを披露した=写真。
医療従事者に向け、感謝を込めてシャボン玉を飛ばしたい――。シャボン玉オヤジの思いに応じたのが、「ワガママSUNバンド」代表のなかむらなつきさん。多摩区に拠点を持つ2人は、川崎市の動画投稿番組「かってにおもてなしテレビ」への参加がきっかけで知り合い、なかむらさんが勤務する上布田つどいの家で依頼することになった。
当日は、さまざまな大きさや形のシャボン玉9種類を、音楽に合わせて30分ほど演出。約30人の従業員と利用者は室内から観賞し、ときおり窓を開けてシャボン玉に触るなどして楽しんでいた。
利用者は「普段見られないもの。触りたくなった」「孫に見せたい」と笑顔に。ケアマネジャーの村田裕香さんは「童心に帰り、癒された。下校する小学生も外から見ていて、微笑ましかった」と胸中を語った。なかむらさんは「非接触型のレクリエーションができて本当によかった」と話した。
「喜んでもらえるのが一番。依頼をいただければ、コロナで疲弊している病院や学校、幼稚園などでもやりたい」とシャボン玉オヤジ。活動情報はフェイスブックなどSNSで発信している。
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