長沢商店会(原山修会長)は1月28日、ご当地アイドル「川崎純情小町☆」に同商店会のPR大使を委嘱した。同日、メンバーが長沢地域を紹介する動画を撮影。のぼりやポスターも活用し、商店会の魅力発信を目指す。
市内で幅広く活動する川崎純情小町☆は2015年9月、長沢諏訪社の祭礼のステージに初登場。以降出演し続け、恒例のライブとして子どもから大人まで盛り上がりを見せる。その縁もあり、同商店会はPR大使の委嘱を決めた。
大使のメインの仕事となる動画は、メンバーがリポーターとなり長沢商店会の店舗を紹介していくもの。撮影当日は、5人のメンバーのうち多摩区・麻生区担当の和泉杏奈さんをはじめ、宮内桃子さん、宝生麻佑さん、鶴田ちなみさんが参加。服部星奈さんは欠席だったが、4人で1日かけて撮影に臨んだ。
動画の冒頭は諏訪社でスタート=写真右。地場野菜も販売する手芸店や明治時代創業の酒店、商店会のキャッチフレーズである「高齢者にやさしく、子育てしやすい街」にちなんだ店舗を巡り、インタビューする様子を収めた。昨年12月に加入した和泉さんは、「長沢を歩いて、たくさんの方が声をかけてくれた。地域の皆さんに元気を届けたい」と笑みを見せた。
GoToを活用
同企画の進行にあたり、長沢商店会では国の「GoTo商店街事業」に申請し、採択。緊急事態宣言下で集客するイベント等が難しくなる中、当初予定していたスタンプラリーは取り止めた。感染対策のもと撮影した動画のほか、川崎純情小町☆のメンバーが感染予防を呼びかけるフラッグやのぼり、ポスターを製作。街中を「小町☆色」に染めることで地域全体の活性化を促す。
自身も動画に出演する原山会長は「せっかく与えてくれたチャンス。初の試みだがうまく活用して、最終的には(商店会加盟店の)商売につながれば」と胸中を話す。昨年から企画を準備してきた同商店会の高橋弘幸さんは「長沢を盛り上げたい一心で頑張ってきた」と思いを寄せた。
動画は今月上旬、ユーチューブで公開される。
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