川崎フロンターレDF(ディフェンダー)で背番号「2」をつける 登里 享平さん 30歳
川崎を支える「元気印」
○…クラブ在籍年数はチーム一。13シーズン目の今季は初の副キャプテンに就任した。自他ともに認める川崎の「ムードメーカー」だけに、「後輩選手にも、先輩選手にもしっかりとコミュニケーションを図りながらチームを見てよい方向にもっていきたい」と力を込める。昨年末の試合で左鎖骨を骨折した影響で、キャンプでは黙々とリハビリに取り組んでいるが「回復具合は順調。3月にはベンチ入りできるようにしたい」とアピールする。
○…Jリーグベストイレブンに初選出され、「陰のMVP」ともささやかれた昨シーズンは戦い方のシステムが変わったこともあり「チャレンジの1年だった」と振り返る。加入以来、度重なるケガに悩まされてきたが「トップコンディションにもっていく方法をルーティン化できた」。また、左サイドバックで試合に出場し続けられたことで「ピッチ全体を見渡せるようになり、チームの『目』になることを意識できた」と手応えを語る。
○…私生活では2児のパパ。自宅では「プラレール」やハンバーガー屋さんごっこ遊びなどでくつろぐ。川崎駅前の水族館「カワスイ」は今、家族で出かけてみたいスポット。チームメイトの小林悠選手とはよく、子育て談議に花を咲かせているという。
○…コロナ禍で毎年恒例の川崎大師平間寺での必勝祈願や商店街へのあいさつ回りが中止になった。いつもとは違う新シーズンのスタートとなったが「新鮮な気持ちで臨んでいる」と前を向く。目標にするリーグ連覇とACL制覇に向け「ピッチで魅力あるサッカーをみせて川崎に元気を届けたい」。そして、「リモートなどを活用してサポーターと積極的に交流を図る」とも語る。
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1月24日
1月17日