川崎市農業技術支援センターで誕生した、のらぼう菜の新品種「川崎市農技1号」の愛称が、公募により「かわさきつや菜」に今月決定。同時にロゴマークも決まった。
「川崎市農技1号」に親しみを持ってもらおうと、市が愛称とロゴマークを募集。全国の3歳〜80代から愛称1096点、ロゴマーク155点が寄せられ、職員の1次選考を経て、外部有識者の意見も踏まえて選出した。
愛称部門で最優秀作品に選ばれた横尾伸子さん(大阪府)は「川崎生まれ、つやの良い見た目、美味しくて栄養価が高い、それら全てを表現しました。まずは、地元の方に愛される野菜になってほしい」とコメント。ロゴマーク部門で最優秀の伊藤勝則さん(岩手県)は「子どもから大人まで、みんなに末永く愛されるよう『カワイイ』デザインにしました。ロゴを通じて、新しく生まれた野菜を知ってもらい、美味しさを実感してほしい」と思いを込めた。
かわさきつや菜は、のらぼう菜の研究中に同センターで生まれ、10年間かけて育てた後に品種登録。葉や茎に光沢があり、甘みがあるのが特徴で、収穫期は2月下旬から4月上旬ごろ。2月16日から、セレサモス宮前店や麻生店で販売された。市は、販売所の野菜袋や冊子などを通じて周知していく。
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