先月、川崎市による新たな制度「かわさきSDGsパートナー」に登録された多摩区商店街連合会と市民団体・多摩エコスタイルプロジェクト。両者が連携し、今年1月から取り組んでいる「店頭でのSDGsポスター掲示」が、徐々に広がりを見せている。
ポスターでは、11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」に区商連が取り組むことを明示。SDGs推進の第一歩として商店会ごとの目標も記載し、店舗や来店客に関心を持ってもらおうという狙いがある。
当初は、エコポイントカードを運用してきた4商店会(区役所通り登栄会、登戸東通り商店会、民家園通り商店会、生田中央商店会)と、中野島商店会で始動。今春には長沢商店会と商栄会コミュニティクラブでも掲示が始まり、長沢では各店舗の取り組みも書き加えられるようにした。今後、中野島北口通り商店会や月見台名店街、西生田商盛会で順次スタートする予定だ。
区商連の安陪修司会長は「会員店から『何をどうやったらいいか』と質問されることが多く、説明に苦労している」としながらも、「区内15商店会に早くこの動きに賛同してもらえれば。まちに貢献し、まちから愛される商店会を目指す」と意欲を見せる。同プロジェクトの本多正典代表は「SDGsに関連して、今年度から専修大学経済学部との連携も始まっている。ポスターはまだ途中段階だが、普及させていきたい」と前を向く。
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