川崎市は、土地区画整理事業が進む登戸駅・向ヶ丘遊園駅の周辺地区の展望をまとめた「まちづくりビジョン」(以下、指針)を今月15日に発表。策定にあたり4月から1カ月実施した意見公募の結果と合わせて、概要版を市ウェブサイトで公開している。
同地区一帯の約30年後の将来像の実現に向け、10年間程度の取り組みを進めるための指針。多摩川や生田緑地など、近隣の地域資源の関連計画とも連動させる考えだ。
同指針では、目指すテーマとして「多摩区の顔になる駅周辺」や「ふらっと行きたくなる」などを設定。▽自然・文化・観光軸▽賑わいの核▽賑わい交流軸――の3本柱を形成しようと、短期と中長期でそれぞれ5年ずつ取り組みを進めていく。
意見募集は指針案に対して行われ、メールなどによる19通105件が寄せられた。将来像の実現に向けた取り組みに関する内容が23件、まちの将来像とまちづくりの視点に関するものが21件、まちの概念図に関することが15件あった。詳細は市サイトの登戸土地区画整理事業のページ。
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