市内の葬祭業者らが加盟する川崎葬祭具協同組合(齋藤隆理事長)は先月、かわさき南部斎苑(川崎区)と、かわさき北部斎苑(高津区)に使用済みろうそくの回収箱を設置した。
同組合は7月、使用済みろうそく184キログラムを茨城県内の障害者福祉施設に寄贈。ろうそくは施設入所者が手作り販売する着火剤の原料になっている。その継続的な就労支援と、川崎市における同様の事業展開を見据え、市営斎苑での設置に至った。
齋藤理事長は「本来は廃棄されるろうそくを再利用することで環境に優しく、その収益が障害者の賃金にもなる。葬祭関係者や市民にもご協力いただければ」と話している。
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