神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2022年1月21日 エリアトップへ

老人福祉センター 区対抗ボッチャ、熱戦 多摩・麻生 初大会に24人

スポーツ

公開:2022年1月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
お手製の装飾が施された多摩老セン。決勝は首位チーム同士が対戦
お手製の装飾が施された多摩老セン。決勝は首位チーム同士が対戦

 パラリンピック種目「ボッチャ」を通じて地域間交流を深めようと、多摩老人福祉センター(中野島)は1月12日、麻生老人福祉センターとの対抗戦を開催。多摩区、麻生区の利用者3人1組で4チームずつ、総勢24人が出場した。区を越えた両施設の合同企画は初で、1年以上の構想期間を経て実現した。

 ヨーロッパ発祥のボッチャは、脳性まひなど運動能力に障害がある競技者向けに考案されたスポーツ。ジャックボールと呼ばれる白い目標球に赤・青のボールをチームごとに投げ、目標球までの近さで得点を競う。投げ方は自由で、年齢や性別を問わず室内で楽しめるスポーツとして、市が推進に力を入れている。

 12日は、全チームが相手区の4チームと対戦し、区別に順位を決定。1位から3位まで同士が再戦した。1位同士の決勝は1点を争う接戦に。3エンドの結果、3-1で多摩区のチームが優勝した。優勝チームの藤野泰尚さん(82)、石川明子さん(80)、伊藤るつ子さん(71)は「練習回数も少ない中、3人で支え合ってチームワークで優勝できた。うまく投げられたときの快感がたまらない」と喜びをかみしめた。準優勝した麻生区チームの神津従道さん(78)、佐久間トシ子さん(74)、楢本美代子さん(73)は「練習でうまくいかず自信がなかったけれど、みんなのプレーを見ているうちにできるようになってきた」と成長を振り返った。

2施設で力合わせ

 今大会の企画を担当したのは、多摩老人福祉センターの伊東知之さんと麻生老人福祉センターの佐藤今日子さんだ。多摩老センでは一昨年12月のボッチャ体験イベントを経て、区対抗の大会を発案。麻生老センに協力を呼びかけて実現した。会場内は手作りの装飾で彩り、音楽をかけるなど演出にも工夫を凝らした。伊東さんは「コロナ下で、日常にはない、皆さんの思い出に残る場づくりを目指して何とかやってきた。これからの生きがいにつながればうれしい」と思いを込めた。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

多摩区に子育て総合拠点

川崎市

多摩区に子育て総合拠点

25日開所 市内4カ所目

11月22日

インフルエンザが流行期

インフルエンザが流行期

麻生区、川崎区で急増

11月22日

わんわんパトロール始動

多摩区

わんわんパトロール始動

愛犬と共に地域見守り

11月15日

市議と若者が意見交換

川崎市

市議と若者が意見交換

「政治参加意識」醸成狙い

11月15日

佳子さま、緑化祭で川崎に

佳子さま、緑化祭で川崎に

地元中学生と記念植樹

11月8日

「登戸の渡し」復活に沸く

「登戸の渡し」復活に沸く

約70年ぶり 一日限定で

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月25日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook