二ヶ領せせらぎ館(宿河原)で展示されている多摩川生まれの黄金色ナマズ「たまずん」。ナマズの研究を続けている明治大学農学部生命科学科(生田キャンパス)の中村孝博准教授と学生が2月17日、同館を訪問。たまずんの世話を担うNPO法人多摩川エコミュージアムのメンバーと対談し、飼育方法について研究内容を共有した。
先月末、たまずんがエサを食べない時期があったため、同NPOが中村准教授に相談し会合が実現。同研究室の櫛渕陽央さん(4年)と林泰弘さん(3年)が研究成果を踏まえ、エサをあげる量や頻度、水温、照明などについて解説した。質問に答えた櫛渕さんは、「エサは夜に食べさせた方が成長する。光に弱いので暗い状況をつくった方がいいのでは」とアドバイスした。
同NPOの五十嵐豊さんは「今度は明大に見学に行って参考にしたい。長いお付き合いができれば」と期待。中村准教授は「研究成果の還元など学生と共にお手伝いできることをしていきたい。皆さんと関わることで学生も地域社会を意識し、その一員として成長できると思う」と話した。
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