多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC/伊藤直人代表)による「登戸・たまがわマルシェ」が5月3日(火・祝)、小田急線付近の多摩川河川敷で行われる。昨年5月の初開催に続き2回目で、多摩区制50周年公募企画の一つ。飲食店やステージ、フリーマーケットなどが集う。
区役所1階に事務所を構え、2年前から市民活動の中間支援を担ってきた多摩SDC。河川敷の有効活用を目指し、学生スタッフを中心に昨春始動した企画が同マルシェだ。コロナ禍で制限されている地元飲食店や、発表の機会が減った団体の活動の場づくりを掲げ、今年も開催日を大型連休にあてた。
会場は昨年よりも広く、河川敷の稲田多摩川公園周辺に3つのエリアを開設。飲食21店とフリーマーケット60店が並ぶ場に加えて、ワークショップやステージを楽しめるエリア、子ども向けの体験企画が集まるキッズエリアを設ける。ステージには、区内高校の吹奏楽部など約20団体が出演予定。当日の収益の一部は多摩SDCの子ども食堂の資金となる。
運営に学生110人
会場設営や誘導、感染対策のため、当日は約110人の学生ボランティアが運営に携わる。4月22日には区役所でスタッフ説明会が行われ、開催目的を共有しながらそれぞれの役割を確認した。多摩SDCの学生代表で、同イベントを統括する堀川華那さん(20)=人物風土記で紹介=は、「にぎわいを創出して、地域を好きになってもらうきっかけになれば」と思いを話す。
マルシェ開催時間は午前11時から午後4時まで。荒天は4日(水・祝)に順延。最新情報はインスタグラムなどSNSで発信している。
![]() 当日スタッフの説明会=今月22日
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