菅北浦に道場を構えるプロレス団体「ヒートアップ」は10月1日、興行「KAWASAKIプロレスフェス2022」を中原区のとどろきアリーナで開催した。
プロレスを通じて川崎市を元気にしようと、青少年育成や障害者支援に力を入れる同団体。今回は興行前にアリーナ前広場で参加無料の野外イベントを初企画した。道場生による発表会では、プロさながらの実況のもと特設リングで熱戦。子どもたちがセコンドに付いて応援し、会場は家族連れでにぎわった。高津区から観戦に訪れた40代男性は「青空の下で見るプロレスは楽しい。夜の興行前に気分も盛り上がった」と笑顔を見せた。
物販には市内7カ所の障害者施設が出店。設営や運営の障害者雇用では30人以上が汗を流した。代表のTAMURA(田村和宏)選手は「障害者の方々が大勢参加し力を発揮してくれた。子どもの観戦者が多かったのも成果。今後も仕掛けていきたい」と総括した。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|