しんゆりレビュー
レジェンドに捧げる舞台
10組20人を招待
11月22日
知的障害者の生活介護事業所「はぐるま共同作業所」(菅馬場)によるマラソン大会が3月1日、多摩川サイクリングロードで行われた。二ヶ領せせらぎ館を拠点に、利用者53人と職員らが参加。駅伝形式で互いにかかわり合いを深めた。
社会福祉法人はぐるまの会が運営する同事業所では、「生き生きと働ける体づくり」を目標に、毎日20分のジョギングを継続しているという。成果発表の場としての同大会は28回目。以前は約10キロを1人ずつ走っていたが、2020年からは連帯感を高めようとチームリレー方式を取り入れている。
今回は約14キロのコースで、7〜8人の8チームがたすきをつないだ。利用者の一人は「沿道で地域の人たちに応援してもらえたので、練習の時よりも何倍も頑張れた」と振り返り、金田圭二施設長は「チームの仲間同士の絆を深められる会だった」と語った。
せせらぎ館を運営する多摩川エコミュージアムは、昼食の準備など全面的に協力。はぐるまの会の福田真さんは「地域との関わりのおかげで開催できている。心から感謝したい」と思いを語った。表彰式後は、作業所のメンバーで河川敷の清掃活動も行った。
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