川崎市は6月2日、JFEスチール(株)東日本製鉄所京浜地区の今年9月の高炉等休止により、川崎臨海部に新たに生まれる土地の利用方針案を示した。扇島地区の約70ヘクタールを「先導エリア」と位置づけ、2028年度からの一部土地利用開始を目指す。
方針案によると先導エリア南側は温室効果ガスを実質ゼロにする「カーボンニュートラルエネルギー」、北側は「港湾物流・高度物流」ゾーンとして整備。水素の貯蔵、供給の拠点を設け、そこから出た冷熱を利用した倉庫や、海外から輸入した液化天然ガスなどの荷揚げ設備を設ける。市によると、川崎臨海部は日本初の大規模水素サプライチェーンの構築に向けた実証事業受け入れ地として選定。先導エリアの利用開始時期は、水素などの供給拠点の整備や実証開始の時期を見据えたという。先導エリアの整備と並行して首都高湾岸線の出入口も整備し、一部供用開始を目指す。
高炉休止による扇島跡地の面積は約280ヘクタール。先導エリア以外では、次世代産業に関する研究開発や製造施設等の整備を検討。扇島北地区では、次世代ジェット燃料の開発などを想定したカーボンニュートラルエネルギー拠点を設けるとしている。大規模展示場やホテル、商業施設などの整備も進める。
官民あわせた投資額は概算で50年度までに累計約2兆600億円。市の事業費は累計2050億円を予定し、50年代中頃に、税収の上昇分が市の概算事業費の累計額を上回ると見込む。土地利用の方針案はウェブサイトで公表。7月15日まで意見公募を行っている。
同所をめぐっては、高炉等休止により税収や雇用等、市の施策に多大な影響を及ぼすことから、21年にJFEと市が協定を締結。臨海部の持続的な発展に向けた土地利用の推進のため、検討を進めていた。
![]() 扇島地区のゾーニングイメージ 出所:「地理院地図」(国土地理院)
|
多摩区・麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
求人特集sponsored by 求人ボックス
| |
有料老人ホームの介護スタッフ/安心・安定!住友林業グループならではの厚待遇!スミリンフィルケアでは20~60代のスタッフ活躍中!職場見学は随時受付中スミリンフィルケア株式会社/エスペランサ登戸 川崎市 多摩区 月給24万3,800円~ 正社員 | タクシードライバー/創業85年『川崎ハイヤー』の愛称で親しまれ、川崎市多摩区および麻生区を中心に営業する信頼と実績のある小田急グループのタクシー会社!川崎交通産業株式会社 川崎市 多摩区 日給1万円~ 正社員 |
| |