登戸にある川崎YMCAのプールで6月18日、水の事故から命を守る体験講習会が行われた。
夏のシーズンを前に、全国のYMCAで推進する水上安全の啓蒙活動「ウォーターセーフティキャンペーン」の取り組みの一環。キャンペーンの期間は6月から9月末まで。その中で、6月18日を「ウォーターセーフティデイ」と定め、全国のYMCAで体験講習会を行った。県内では7カ所で実施されたという。
川崎YMCAでは、「ラッコ浮きチャレンジ」と題して、水に落ちたとき、慌てずに浮身の姿勢になる練習を行った。幼児から小学生5人が参加し、仰向けの状態で、手や足を大の字に広げ、力を抜いて浮いていた。また、空のペットボトルやボールを持って浮く体験も行った。
服のままプールへ
その後に行われた着衣泳講習会には、小学生3人が参加した。服を着たまま、プールに入り、水中で泳いだり浮いたりする体験をした。ペットボトルを使い、溺れている人を救助する方法も学んでいた。
企画を担当した玉井由希子さん(34)は「多摩区は多摩川が近く、水にふれる機会も多い地域。正しい知識と自分の命を守る行動を学んでもらえた」と振り返った。同施設では、小学校での出前授業にも力を入れており、7月に宿河原小で講習会を予定している。
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