少年野球チーム「おし沼レパード」(小菅裕之監督)は7月23日、第25回関東学童川崎市大会出場選抜多摩区大会で初優勝を飾り、市大会への切符を手にした。
小学5年生以下が出場する同大会には、19チームが出場した。おし沼レパードは「エンジョイベースボール」を目標に掲げ「笑顔」と「俺たちは最強」を合言葉として長尾小2人、向丘小(宮前区)25人の計27人で練習に取り組んできた。
準決勝まではエースの寺瀬翼さん(向丘小5年)が3戦全てで相手に点を与えない好投を見せた。小菅監督は「努力家で人一倍練習をする子。抜群のコントロールだった」と振り返る。寺瀬さんは「活躍できてうれしい。市大会では平常心でいつものピッチングをしたい」と意気込みを見せた。決勝は南生田ウイングスと対戦。1回の攻防で3点を取り合うと、3回表に相手に2点を許し3対5に。だが、最終回に一挙3点をもぎ取り逆転優勝を果たした。
キャプテンを務める獅子倉新さん(向丘小5年)は「『必ず勝つ』という意識をみんなが共有できたからこそ、優勝できた」と振り返り、市大会に向け「多摩区の代表として、頑張りたい。県大会出場を目標に、1試合、1試合、丁寧に戦っていく」と前を向いた。
「まさに、全員野球で優勝できた」と小菅監督。市大会は12日と13日に行われ、上位3チームが県大会に進む予定。
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